第3回 SONIDORIフォトコンテスト
第3回
SONIDORIフォトコンテスト
フォトコンテストへのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
全国各地から寄せられた377点の素晴らしい作品の中から、
厳正な審査を経て選ばれた入賞作品をご紹介いたします。
以下の方々が見事に入賞されました。おめでとうございます!
フォトコンテストへのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
全国各地から寄せられた377点の素晴らしい作品の中から、厳正な審査を経て選ばれた入賞作品をご紹介いたします。
以下の方々が見事に入賞されました。おめでとうございます!
審査員
野鳥写真家 イシダ シンジ
1967年生まれ 野鳥写真家
13歳よりカメラを握り、独学で写真を学び、
瞬撮師、鬼解像師として評価され数々のフォトコンテスト受賞
Web・書籍・雑誌等にも多数掲載
2023年、日本の精鋭アーティストに選出され、
12th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 2023 in Parisへ出展
SONIDORI専属フォトグラファー
野鳥フォトコンテスト審査員
365日九州・沖縄絶景の旅掲載
総評
今回のコンテストでは第1回を大きく上回る応募があり、カワセミへの熱い思いが感じられました。応募作品は、カワセミの美しさや躍動感、そして自然との共生を鮮やかに表現し、応募者の高い技術力と独創性にあふれていました。特にグランプリ作品「水をかき分けて」は、カワセミの捕食シーンをドラマチックに捉え、その力強さと美しさを際立たせています。他の受賞作品も、それぞれカワセミの魅力を多角的に表現し、審査員を唸らせました。応募者、そしてカワセミへの感謝とともに、このコンテストが単なる競技会にとどまらず、今後も自然と野鳥への関心を深めるきっかけとなることを願っています。
グランプリ
水をかき分けて
TkimuPhoto 様
見事グランプリを獲得した「水をかきわけて」。カワセミが水中で獲物を捕らえた瞬間をドラマチックに捉え、その躍動感あふれる動きとエネルギーが非常に力強く表現されています。
全体の構図も見事で、水面から上がるカワセミの姿が画面の中央に配置され、視線を引きつけます。シャッターチャンスを逃さず、カワセミの動きが完全に止まった瞬間を捉えたこと、そしてノイズが無く美しく表現されていることから、高度な撮影技術と現像技術が駆使されていることが分かります。
水の透明感があふれる中、カワセミの鮮やかな青い羽毛とのコントラストが際立ち、獲物をしっかりと咥えている姿勢が非常に印象的です。捕食者としてのカワセミの一面を鮮明に表現し、観る者にその力強さと美しさを伝えています。
総じて、この作品はカワセミの瞬間的な美しさとダイナミズムを完璧に捉えており、グランプリ賞にふさわしい写真となっています。技術的なクオリティと表現力が見事に調和し、観る者にカワセミの力強い印象と感動を与える一枚です。
準グランプリ
プロポーズ
としさん 様
2羽のカワセミが、まるでバレエを踊るように優雅にくちばしを交わす瞬間を切り取った作品です。鮮やかな羽が舞い、生命力あふれるダイナミックな動きが印象的です。背景のぼかしが、2羽の絆を際立たせ、まるで秘密の儀式を見ているような神秘的な雰囲気を醸し出しています。
技術的な完成度も非常に高く、カワセミの羽の細部や、くちばしの質感までが克明に描写されています。その繊細な表現は、見る者の心を捉え、自然の中で繰り広げられる生命のドラマに引き込みます。「プロポーズ」というタイトルが示すように、この作品は、愛と生命の神秘を描き出した、芸術性の高い作品と言えるでしょう。
総じて、この作品はカワセミの瞬間的な美しさとダイナミズムを完璧に捉えており、グランプリ賞にふさわしい写真となっています。技術的なクオリティと表現力が見事に調和し、観る者にカワセミの力強い印象と感動を与える一枚です。
越冬カワセミ
若狭 純 様
雪が舞い散る冬の寒空の下、枝に佇むカワセミの姿。その静寂の中に、生命力あふれるカワセミの姿が鮮やかに切り取られています。
冷たく澄んだ冬の空気感が写真全体を包み込み、カワセミの鮮やかなオレンジ色と青緑色の羽とのコントラストが際立ちます。その眼差しは、まるで冬の物語を語りかけているかのようです。雪景色の中で、カワセミは幻想的な存在感を放ち、見る者の心を惹きつけます。
技術的にも高い完成度を誇り、カワセミの羽毛の細部や、生命力に満ちた瞳が克明に表現されています。冬の寒さの中でもたくましく生きるその姿は、見る者に感動を与えます。
「越冬カワセミ」というタイトルが示す通り、厳しい自然の中で懸命に生きるカワセミの姿は、生命の力強さを私たちに教えてくれます。この作品は、準グランプリにふさわしい、冬の自然と生命の共存を見事に表現した傑作と言えるでしょう。
優秀賞
野ー鳥見ng
Compy-Mugi33 様
その視線の先には一体何を見ているのか、見る者の想像力を掻き立てます。鮮やかな青とオレンジのコントラストが美しいカワセミは、静寂な緑の中に宝石のように輝き、まるで絵画の一コマを切り取ったかのようです。背景の柔らかなぼかしが、カワセミを一層際立たせ、その存在感を際立たせています。瞳の輝きや羽の細やかな質感など、高い技術力で写実的に表現されており、見る者の心を捉えます。今回のコンテストのテーマ「煌めく瞬間 カワセミの美」を見事に体現し、静けさの中に輝く生命の美しさを表現した、シンプルながらも印象的な作品です。
嵐の後
yamatorichan 様
「嵐の後」は、厳しい自然の中で生きるカワセミの生命力あふれる瞬間を捉えた力強い作品です。獲物を咥え、水しぶきを上げながら水面から飛び出す瞬間の鋭い眼光と、水草が絡まった獲物は、自然の摂理をありありと見せつけます。高い技術力によって、カワセミのスピード感と躍動感が鮮やかに表現されており、見る者の心を掴みます。嵐が去った後の静けさの中で、新たな生命のドラマが始まる瞬間を切り取った、感動的な作品です。
苔岩
下川聖史 様
苔むした岩の上で静かに佇むカワセミは、まるで禅の悟りを体現しているかのようです。鮮やかな色彩のコントラストが美しい中、カワセミは自然の一部として溶け込み、静寂な世界観を作り出しています。幽玄な背景がカワセミの存在感を際立たせ、水面の反射がその美しさをさらに引き立てます。瞳や羽の細やかな描写は、高い撮影技術を感じさせ、観る者の心を穏やかに包み込みます。この作品は、自然の美しさを静かに表現し、見る者に安らぎと感動を与える、まさに「静寂の宝石」と言えるでしょう。
佳作
おっとっと
定直清哲 様
一閃の翡翠と舞う水飛沫
ゆーじろう 様
お休み処
hiromi_oxox 様
叫び
おしお 様
静かな川辺と瑠璃色輝き
細田眞徳 様
紅葉の中のエメラルド
Kay 様
主催・協力
主催 | SONIDORI(株式会社LUCE) |
協力 | 北九州市響灘ビオトープ (【指定管理】株式会社福山コンサルタント、株式会社エコプラン研究所)「響灘ホップの会」 様(公式ホームページ) 日本野鳥の会 北九州支部 様(公式ホームページ) 日本野鳥の会 筑豊支部 様(公式ホームページ) 高塔 鷹の会 様(公式ホームページ) |
SONIDORIカレンダー
当コンテストの受賞作品を使用した「SONIDORIカレンダー2025」を、以下のオンラインショップで予約販売中です。
予約販売期間中の価格は1,000円(税込、送料別)、予約期間終了後は1,500円(税込、送料別)での販売となります。