Dominic Fonde

野鳥を愛する
ガラスアーティスト

ドミニク・フォンデ氏は、長年の経験と卓越した技術を持つガラス作家および画家で、神戸市を拠点に活動しています。彼は英国のガラス彫刻家ギルドのフェローであり、名誉ある王立ミニチュア作家協会のフルメンバー(正会員)としても認められています。20年以上にわたる芸術活動を通じて、ドミニク氏はガラスアートの可能性を追求し続け、その技術と独創性で国際的に高い評価を受けています。

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経歴

BIOGRAPHY

ドミニク・フォンデ氏は、長年の経験と卓越した技術を持つガラス作家および画家で、神戸市を拠点に活動しています。彼は英国のガラス彫刻家ギルドのフェローであり、名誉ある王立ミニチュア作家協会のフルメンバー(正会員)としても認められています。20年以上にわたる芸術活動を通じて、ドミニク氏はガラスアートの可能性を追求し続け、その技術と独創性で国際的に高い評価を受けています。

ドミニク氏の作品は、ロンドン、ニューヨーク、オイステルワイク、シンガポール、台北、東京、ヴェネツィアなど、世界の主要都市で展示され、その洗練された技術と美的感覚で多くの人々を魅了してきました。イギリスでキャリアをスタートし、エディンバラ芸術大学でデザインの修士号を取得した後、彼の作品はスコットランド王立博物館ブロードフィールド・ハウス・ガラス博物館などの名だたる施設に収蔵されています。

ドミニク氏のアートワークは、特に鳥や自然をテーマにした作品が多く、ガラス作品や絵画を通じてこれらのテーマをどのように表現するかを常に探求しています。彼の作品は、それぞれが独自の物語を持ち、所有することでその物語を日々の生活の一部として楽しむことができます。彼の作品には、美しさだけでなく、深い感動と意味が込められており、見る者の心に長く残るインパクトを与えます。この機会にドミニク・フォンデ氏の世界に触れ、彼の創り出す繊細で力強いガラスアートや絵画をご自宅に迎え入れてみてはいかがでしょうか。彼の作品は、あなたの生活空間を豊かに彩り、毎日を特別なものに変えてくれることでしょう。

作品紹介

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ガラスアート


ドミニク・フォンデ氏は、ガラスに繊細な彫刻を施すエングレービングの第一人者です。
彼の作品は、その繊細な彫りと美しいガラスの融合が特徴です。まるでキャンバスに絵を描くように、ガラスに命を吹き込む彼の芸術は、見る者の心を魅了します。特に、ドリルを使った手彫りは、一つ一つが手仕事によるものであり、温もりと深みを感じることができます。
ペーパーウェイトや皿、グラスなど、様々な形で制作され、それぞれの作品には、ドミニク・フォンデ氏の豊かな想像力と卓越した技術が凝縮されています。

絵画


ドミニク・フォンデ氏は、ガラス工芸の枠を超え、絵画の世界でも独自の表現を確立したアーティストです。彼の絵画は、緻密に描かれた写実性が特徴です。
そしてその作品は単なる写実にとどまりません。自然や生命、そして人間の心の奥深くに潜む感情など、様々なテーマが描かれています。彼の作品は、単に美しいだけでなく、見る者の心に何かしらの感情を呼び起こす力を持っています。

エングレービングの巨匠

ENGRAVING

エングレービング(ENGRAVING)とは素材の表面に彫刻を施す技法です。ドミニク・フォンデ氏の技法は多種多様の「ドリルを使った手彫り」で行われます。

ドミニク・フォンデ氏のエングレービング技法は、ガラスの表面に絵を描くように彫っていくため、彫った線が非常に浅く、繊細なのが特徴です。この技法はヨーロッパの伝統工芸ですが、残念ながら日本ではまだ知名度が低いのが実情です。

1.ガラスの表面にペンで下描きを描きます。
2.デザインに適した先端の針を選び、小型電動ドリル(リューター)に装着します。
3.下書きの線をなぞるように、小型電動ドリルで彫ります。
4.彫り終えた後、下描きの線を拭き取ります。
5.彫った線が白く残り、これがエングレービング技法の作品となります。

ドミニク・フォンデ氏は吹きガラス職人でもあり、ペーパーウェイトや皿、グラスなどの素地も手作りで制作しています。元々は絵描きを目指していた彼ですが、大学ではガラスを学び、「自分の好きなガラスに絵を描いたらどうなるか」を追求する中でエングレービングの世界に入りました。彼にとってガラスはキャンバスでもあるのです。

ドミニク・フォンデ氏は素地となるガラスをも自分で制作する、非常に優れた作家です。彼の作品は、その繊細な彫りと美しいガラスの融合が特徴であり、まさに一つの芸術作品として高く評価されています。彼の作品を通じて、ヨーロッパの伝統工芸であるエングレービング技法の魅力をぜひご堪能ください。

制作風景

PRODUCTION SCENE
STEP
ペーパーウェイトに
油性ペンでデザインを描きます。
STEP
デザインを彫る為に
適したダイヤモンドドリルを選びます。
STEP
ドリルをペンのように持って
デザインを掘っていきます。
STEP
エングレービングが完成します。
STEP
完成品

受賞歴と展覧会

ENGRAVING
  • British Glass Biennale (2024年、グラスハウス・イギリス)
  • Exhibition of Miniature Art (2023年、ヒリアードミニチュア作家協会、イギリス)
  • The Coburg Prize for Contemporary Glass 2022(ドイツ・コーブルク)
  • 第59回日本クラフト展 -STORY-(2020年、東京ミッドタウン)
  • 「現代ガラスの表現者展」(2018年、2019年、2020年、阪急うめだ本店美術画廊、大阪)
  • Royal Society of Miniature Painters, Sculptors and Gravers Annual Exhibition(2019年 & 2021年、ロンドン)
  • The 2019 Guild of Glass Engravers Exhibition(ホーリー・トリニティ教会、UK)
  • 2018年伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」(2018年、伊丹市立工芸センター、兵庫)
  • 2018年「‘18 日本のガラス展」(日本ガラス工芸協会)

所属団体

ENGRAVING

個展

ENGRAVING

Wingtip to Wingtip

2016年「Wingtip to Wingtip」(ギャラリー凛、東京)

Learning to Fly

2018年「Learning to Fly」(Gallery Rue Vent、東京)

Analogue Hearts

2020年「Analogue Hearts」(ギャラリーアライ、西宮)

Tour en l’air

2024年「Tour en l’air」(ギャラリーアライ、西宮)

写実ポートレートのご依頼

ENGRAVING

お気に入りの写真をお送りいただいた後、1ヶ月程度お時間をいただいての完成となります。
完成品はお手元に郵送いたします。
ご興味のある方は以下にお問い合わせください。